防衛省ライフプランセミナー
 iDeCo編 -自衛官のためのイデコ活用マニュアル-
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 ~自衛官の皆さんを対象にしたイデコ(iDeCo)「個人型確定拠出年金」解説サイトです~ 
より豊かな老後のためにイデコを活用しましょう!

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iDeCoのメリット・デメリットと自衛官にお薦めの理由

イデコ(iDeCo)のメリット・デメリット
税制上の優遇が他の金融商品に比べて大きい!!
 2017年から公務員もiDeCo(イデコ)に加入することが出来るようになりました。
 イデコは、個人が老後資金確保のため、税制の優遇を受けながら、毎月資金を積み立てて行く制度です。税制の優遇としては、
①掛金が全額所得から控除される。
②運用益に対して税金がかからない。
③60歳以降の受給時に、退職所得控除や公的年金等控除を使える。
と言う3点があります。どのようなことなのか、下記で具体的に説明します。

①掛金が全額所得控除
 
 例えば毎月の掛金が1万円の場合、その全額が税額軽減の対象となり、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。生命保険料控除と同じイメージですが、イデコの場合は掛金全額が所得控除となる点で、大いに優れています。
②運用益も非課税!
 通常、金融商品を運用すると、運用益に課税(源泉分離課税20.315%)されますが、「iDeCo」なら非課税で再投資されます。普通預金の雀の涙のような利息にも課税されます。※特別法人税(積立金に対し年1.173%)は、現在、課税が停止されています。
 ③受取る時も大きな控除
 「iDeCo」は年金か一時金で、受取方法を選択することができます(金融機関によっては年金と一時金を併用することもできます)。
※年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。

ここまでは、どのサイトでも説明していますので、当サイトではもう少し踏み込んで、自衛官にとって何故イデコが良い制度なのかをご説明します。



イデコは公務員にとって魅力的な制度!
加入者のほとんどが上限額まで掛けていて、満足度も非常に高い!

  ・公務員のニーズにマッチしていることを加入率が証明!
●解禁後間もないにも拘らず、公務員の加入率は圧倒的に高い!
 2018年8月現在のデータでは、
公務員のiDeCo加入率は4.5%で、全公務員445万人のうち約20万人が加入しています。つまり、公務員の約20人に1人がiDeCoに加入している計算になります。
 
自営業者の加入率は0.8%、企業年金のないサラリーマンは2.4%、企業年金のあるサラリーマンは0.7%であることを考えると、公務員の加入率は突出して高いと言えます。
 しかもデータを集計したのが、公務員にiDeCoが解禁されてから1年半の時点であったことを考えると、まさに驚異的な率と言えます。
 それだけiDeCoは公務員のニーズにマッチしていると言えるのですが、その最も大きな理由は、2013年以降の退職金の大幅な減額にあると言っても過言ではありません。
 15%と言う大幅な退職金の減額で「公務員も自助努力をしなければ…」と言う危機感が強まり、加入を後押ししたものと思われます。
 
・ほとんどの公務員が上限額の12,000円を拠出!
●もっと多く掛けたいが本音!?
 自衛官をはじめとする公務員の掛金限度額は12,000円です。
 何故限度額が少ないかと言うと、公務員の退職金は大幅に減額されたとはいえ、「まだまだ他の職種に比べれば充実している」と言う考えがあるからです。
 下記の表をご覧下さい。12,000円の上限額に対して、実際の掛金額の平均は、11,117円となっていることから、
ほとんどの人が限度額いっぱい迄掛けていることになります。
 イデコのメリットを知っている人なら「イデコは掛けられるだけ掛けた方が得」と言う考えが根付いているのでしょう。
 現在、加入を検討中の皆さんも、可能であれば限度額の12,000円を拠出されることをお薦めします。

区分 毎月の
上限額①
実際の
掛金額②
上限額
迄の残
 活用率
②/①
自営業・フリーランスなど 68,000円 27,270円 40,730円 40.1%
会社に企業年金がない会社員 23,000円 16,210円 6,790円 70.4%
会社に企業年金がある会社員
※DC・DBの有無により区分有
12,000円~
20,000円
10,620円
公務員など共済に加入している人 12,000円 11,117円 883円 92.6%
専業主婦(夫)など 23,000円 16,170円 6,830円 70.3%
※参照資料:イデコ公式サイト「iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況」(平成30年3月時点) 
 
実際に加入した人の満足度が高い!
 国民年金基金が、実際にイデコに加入した会社員・公務員等に実施したアンケートでは、「加入して良かった」という回答が91%を占めました
 公務員だけの集計結果ではありませんが、自営業者の86%、専業主婦84%と比べて高い水準になっています。
 税制優遇に対する評価が最も高いことを考えると、民間の会社員よりも給与水準の高い公務員の満足度は、91%よりも上になるのではないかと思われます。
 現在も公務員の新規加入者は増え続けており、今後もその流れは続きそうです。

会社員・公務員等のイデコ加入満足度調査結果


参考:イデコ公式サイト「iDeCo加入者の声」より抜粋

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